ブログ（アットホーム福岡）

“DWAT”とは、災害時に一般避難所で災害時要配慮者（高齢者や障がい者、子ども等）に対する福祉支援を行う民間の福祉専門職で構成するチームです。災害発生直後に被災地に入り、一般避難所等の一時避難所で、高齢者や障害者の支援を行う専門家チームのことで、都道府県単位や民間の社会福祉法人等で構成されています。

この度、アットホーム福岡から石橋副施設長がこのDWATの一員として石川県珠洲市に派遣されました。

報告にあたり、まずは石川県の被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。

今回福岡県からの要請を受け、災害派遣福祉チームとして石川県珠洲市へ災害支援活動に参加しました。避難所までの道中では多くの家屋が全壊または破損し、道路も一部では通行止めの状況であり、当時の地震の激しさを身に染みて感じました。現地での活動は各都道府県から派遣された保健師の方と各避難所を訪問し、健康相談や生活上の困りごとなどを伺い、改善に向けて各機関と調整を図ることを行いました。今回の活動を通して一番感銘を受けたことは、被災地の方々の共助・自助の努力の姿でした。避難所では各々役割分担行い、要配慮者の方には周りが気にかけ、声をかけ、支え合う姿が拝見でき、人の思いやりの大切さと重みを肌で感じることができました。

被災地の復興にはまだまだ時間を要しますが、早期の復興と被災された方々が安心して生活できる環境の復興を切に願っています。